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根管治療のカギは
断力」と「発防止策

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平均来院数2回(自費/抜髄)
※保険/抜髄ケースは4回

  • 「マイクロスコープ」による治療
  • 「ラバーダム」を使用した無菌治療

コラム根管治療で求められるのは「診断力」

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マイクロスコープ」「ラバ―ダム」「MTAセメント」などの機器や材料を使用すれば、根管治療は成功すると考えている方が多くいます。しかし、これは大きな「勘違い」です。

もちろん、優れた器具や材料を治療に活用することで成功率は高まりますが、そもそもの診断や治療法が誤っていれば元も子もありません

根管治療で重視されるべきは「確かな診断力」。そして、多くの実践から生み出された「治療法」がすべてを決めます。
当院では、難症例(難しいケース)と言われる歯も、数多く対応しています。

「再発した方/他院で抜歯と言われた方」へ

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根管治療を希望される方の多くは、一度、根管治療を行ったが「再発した方」「抜歯と言われた方」が多いです。しかし、当院で根管治療を行った結果、再発を防げたケース、抜歯せずに対応できたケースがあります。

この差は何なのでしょうか?
結論は、先ほどお伝えした「診断の差」です。

例えば、10人のドクターが同じ症例を診断した場合、同じ診断になる場合もあれば、異なる診断結果になる場合もあります。実は、これは当然のことです。人間は機械ではないので、人によって考え方、方向性、得意分野はさまざまだからです。

当院は根管治療を得意としていますので、次のような方、まずはご相談下さい。当院の見解をお伝えさせていただきます。

✅何度も再発している
✅治療が一向に終わらない
✅抜歯と言われてしまった

それでは、次節より、当院が行う根管治療の特徴をご紹介します。

当院の「根管治療」の特徴

熊谷おとなこども歯科・矯正歯科 アズイースト院が提供する根管治療の特徴は、下記の通りです。

  1. ✅「高倍率治療」で精度を向上
  2. ✅複雑な根管を「見える化」する
  3. ✅再感染を防ぐ「無菌」治療

それぞれ詳しくご紹介します。

「高倍率治療」で精度を向上

根管治療の再発を防ぐためには、感染部位をしっかりと取り除いて洗浄しなければなりません。
しかし根管はとても複雑で、狭い部分は直径1mmもありません。また、根管の形状は患者さんによってそれぞれ異なります

下記の画像をご覧ください。

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歯の中に見えている黒い筋が「根管」です。これほど複雑で狭い根管を扱う上では「ミクロン単位」の精度が求められます。

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ここで威力を発揮するのが「マイクロスコープ」。マイクロスコープは「歯科用顕微鏡」とも呼ばれ、肉眼と比較して患部を十数倍に拡大して見ることができます

下記の画像は、マイクロスコープで見た歯の中の様子です。精度の高い治療を追求する上でとても有効な機器であることが分かるはずです。

複雑な根管を「見える化」する

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根管は歯の中にあり、肉眼で見ることはできません。さらに根管の中はとても複雑な形をしています。
当院では、根管治療を始める前に、必ずX線検査で根管の形を確認しています
このとき一般的な歯科医院では「2次元」のレントゲンが使用されますが、当院では「3次元」で撮影が可能な「CT」を使います。
CTは、お口の中の様子を立体的に把握できます。また、レントゲンには写らないような病変も確認できます。
下の画像は、CTとレントゲンでそれぞれ同じ部位を比較撮影したものです。

左側の写真はCTで撮影された画像です。赤丸部分に注目してください。黒い影が映っているのが分かります。これが病変です。
一方、右側の写真には黒い影を確認することができません。こちらがレントゲンで撮影した画像です。
つまり、レントゲンだけの診断では、病変を確認することができないケースも往々にしてあるのです。

異変を見つけることができなければ、当然、治療も行えません。小さな病変が徐々に悪化し、最終的に抜歯の運命を辿るという最悪のケースも考えられるのです。

再感染を防ぐ、「無菌」治療の徹底

一度、根管治療を終えたにもかかわらず、再度炎症が起こるのは、患部に細菌が残っているからです。根管治療の成否は、いかに内部を無菌状態にしたまま治療を終えられるかにかかっています。
当院では下記のような取り組みを通して「無菌治療」を実践しています。

取り組み①「ラバーダム」で再感染を防止

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根管内をいくらキレイに保っても、そこに唾液が入ってしまうと治療は台無しです。なぜなら唾液には、さまざまな細菌が含まれているからです。

そこで、当院では必ず「ラバーダム」と呼ばれるゴム製のシートで治療中の歯以外を覆った状態で治療を進めます唾液の浸入を完全に遮断できるため、根管治療の成功率はぐっと向上します。

日本でラバーダムを導入している歯科医院は1%にも満たないといわれています。日本で行われる根管治療の成功率が低い理由は、こういったところにあるのかもしれません。

取り組み②「ZOO」で唾液の侵入を防ぐ

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ラバーダムの他にも、ケースによっては、唾液の侵入を防ぐためにラバーダムの代わりに「ZOO」という器具も使用しています。ZOOを使用することで以下のような効果が得られます。

・唾液を吸引し、患部への唾液の侵入を防止する
・患者がさんが口を開けたままの状態を維持するのをサポートする
・患者さんの舌が患部に触れないように保護する

取り組み③「ニッケルチタンファイル」で感染部位を徹底除去

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感染した神経組織が根管内に残ると、炎症が再発しやすくなります。当院では「ニッケルチタンファイル」を活用し、感染した神経を完全に取り除くことを目指します。

ニッケルチタンファイルとは金属製のヤスリのような治療器具です。柔軟性に優れているので、複雑な形をした根管内から神経組織を除去する上で威力を発揮します。

取り組み④「EDTA」と「次亜塩素酸ナトリウム」で殺菌・洗浄

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感染部位を取り除いた後の根管内には、どうしても小さな削りカスが残ってしまいます。これらの削りカスにはむし歯菌が付着しているので、できるだけ取り除くことが再発の予防につながります。
しかし、これらを一つひとつ手作業で取り除くのは不可能なため、削りカスを残したまま治療を終えてしまう歯科医院もあるといいます。

当院では「EDTA」や「次亜塩素酸ナトリウム」といった殺菌力に優れた薬品を使い、根管内に残された削りカスを溶かしてしっかり洗浄します。

取り組み⑤「MTAセメント」で充てん

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根管内をキレイに殺菌洗浄した後は、「MTAセメント」という殺菌効果の高い薬剤を詰めます。MTAセメントは固まる際にわずかに膨張するため、すき間なく穴がふさがり、細菌の侵入を防いで再発を予防できます。また、歯を強化する効果もあるので予後も良好です。

成功率にかかわる「被せ物」の選択

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根管治療は最後に被せ物を装着して終了します。一般的に「保険適用外の被せ物」と「保険診療で対応できる被せ物」の2種類のうちいずれかを選ぶことになります。悩ましいのは、どちらの被せ物を選ぶかによって根管治療の成功率が変わってくるという点です。

下の表は「根管治療」の精度と、治療後に装着する「被せ物」の種類による治療成功率の違いを比較したものです。

パターン

「根管治療」の精度

「被せ物」の種類

成功率


高い精度

自費

91.4%


中度の精度

自費

67.6%


高い精度

保険

44.1%

×
低い精度

保険

18.1%

パターン①のように「精度の高い根管治療」と「精度の高い被せ物」を選択できれば、根管治療の成功率は90%を超えます。
しかし、パターン④のように、どちらの精度も低い場合、成功率は20%にも届きません。

この理由として考えられるのが、一般的に保険診療内の被せ物では「銀歯」を使用することが多いという点にあります。
銀歯は経年劣化していくため、歯と被せ物の間から細菌が侵入しやすく、炎症の再発が起こりやすいのです。

根管治療の成功率を高めるためには「精度の高い治療法」を選べるかだけでなく「精度の高い被せ物」を選択できるかも重要になります。

根管治療を検討中の方へ

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インターネットでの情報収集が一般化した弊害として、物事の本質を見抜くのが難しくなってきています。冒頭でもお伝えしましたが、下記の設備等が充実しているからといって、根管治療の成功率が劇的に高まるわけではありません

✅マイクロスコープの活用
✅ラバーダムやニッケルチタンファイルを利用
✅MTAセメントの利用

もちろん、設備も重要ですが、最終的には「担当医の実力」に成功率は左右されます。
そのため、ホームページ上だけで判断するのではなく、担当医の診断内容や治療法もしっかり確認し、その上で判断することが大切です。

根管治療を何回もやり直すと、成功率は下がり、抜歯の確率は高まります。できるだけ早い段階で、適切な治療を行っている医院に出会うことを、強くお勧めします。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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