2026年7月29日
歯を失った患者さんから、よくこんなご質問をいただきます。
「1本くらいなら、そのままでも大丈夫ですよね?」
結論からお伝えすると、歯を1本失ったまま放置することはおすすめできません。
痛みがないからといって放置してしまうと、気づかないうちにお口全体へさまざまな影響が出てくることがあります。
なぜ放置すると良くないのでしょうか?
歯は1本1本が独立しているように見えますが、実際には隣の歯や噛み合う歯とバランスを取りながら並んでいます。
そのため、1本失うだけでも、そのバランスが崩れ始めます。
放置すると、
・隣の歯が倒れてくる
・噛み合う歯が伸びてくる
・噛み合わせが乱れる
といった変化が少しずつ起こる可能性があります。
他にもこんな影響があります。
歯を失った側で噛みにくくなるため、反対側ばかりで噛むようになり、残っている歯に負担が集中します。
また、歯がなくなった部分の顎の骨は、噛む刺激がなくなることで徐々に吸収され、やせていくことがあります。
その結果、将来的にインプラント治療を希望した場合でも、骨を増やす治療が必要になることがあります。
●早めに治療するメリット
歯を失った直後は、ブリッジ・入れ歯・インプラントなど、さまざまな治療方法を選択できます。
しかし、放置期間が長くなるほど歯並びや骨の状態が変化し、治療が複雑になったり、選択肢が限られたりすることがあります。
歯を1本失っただけでも、お口全体のバランスは少しずつ変化していきます。
「痛くないから大丈夫」と思っていても、将来的により大きな治療が必要になるケースも少なくありません。
歯を失ってしまった際は、そのままにせず、ご自身に合った治療法を選ぶためにも、できるだけ早めにご相談ください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。